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チョコ・オムライス大好き。
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いつも甘々展開になる有川さんの本。
今日は『植物図鑑』の感想でも。
その前にちょっと閑話。
長崎に盆帰省して来た。
いつもは高速で有田辺りで降りるんですが、今回は鳥栖JCTのオレンジラインを通過せず(何せ太宰府からの渋滞25キロ)、福岡で高速を降りて都市高速へ切り替えてYAHOO!ドームや福岡タワーの方を通過。
ZEEP福岡やシーホークホテルの造りが斬新で、田舎モノの3姉妹はぎゃあぎゃあ言ってましたw
女3人揃えば何とやら。行きが一番うるさかったww
そのまま唐津・伊万里方面へ。虹ノ松原辺りで晴れてきたので、松原散策。
伊万里に来たとこで伊万里牛を食べに焼肉店へ。
伊万里牛はやわらかいです。上ロース食べれなかったo(# ゚Д゚)〇親父のアホー。
有田へ着いて墓参り、叔父の家へお邪魔して仏壇に拝み甲子園観戦、佐世保市へ。
墓参り、叔母の家へ行き晩ご飯を作ってもらう。
ホテルに入った後、四ヵ町をぐるぐる回る。
商店街中央のステージでは出店がたくさん出ててメキシカングループの人が『テキーラ!』を歌って踊ってました。
佐世保バーガー買いました。食いました、美味(*´Д`)
一番人気のとこは二日目に知ったんですが(米軍佐世保基地の近くの『ヒカリ』ってとこ。元祖佐世保バーガー発祥地だそうで)、車多すぎて断念しました。
15日は精霊流しをやってるので、町へ行く途中は精霊舟を地域に人が運んでました。
でかいのは最後なのか某電気量販店の駐車場で待機。
爆竹の音が懐かしかったです。
それより、夜の爆竹とミニ花火大会のほうがすごかったけどw
まぁ、長崎市の方が船も多くて派手みたいですがね。
二日目、平戸へ。小学生ぶりでした。
平戸城のからくり屋敷みたいな感じが大好きです。今回は行かなかったけどね。
眼鏡橋見て、レストランでご飯。
そうそう、ここで『三匹のおっさん』がなぜか置いてあったんだww
五島うどんが美味かった。
今度行く時こそ長崎市に行きたいです。
・・・で感想。『植物図鑑』。
植物の雑学50%、おいしい料理20%、ベタ甘恋愛25%(下手すりゃ100%)、切なさ5%辺りで構成されてます。
読んだ後、もれなく野原や山へ散策に出たくなる気持ち30%、お腹が確実に空く60%、続編読みたい10%がついてきます。
コンセプトが『落ちモノ男の子バージョン』ってことで、まぁ、「天空の城ラピュタ」のシータとパズーが逆になった感じ。
とりあえず、本が横文字じゃなくてよかったです。携帯小説が元になってるので横文字だったらどうしようかと思ったら、ちゃんと縦文字。
装飾も素敵。『夜は短し、恋せよ乙女』みたいなイラストを描かれる方。
『お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか』
『咬みません。躾の出来た良い子です』
ひょんなことからイケメンスーパー主夫男子・イツキを拾ったさやか。
『雑草という名の草はない。草には全て名前があります。』
昭和天皇の言葉だそうです。素敵なことをおっしゃるなぁ。
植物に詳しくて、家事ができて、おまけに胃袋わしづかみにするような料理を作ってくれる。
いや、女の子は落ちるだろう。植物散策辺りは人を選びそうですが。
毎回出てくる料理を想像すると、お腹空きます。狩りは大変そうだけどw
ノビルのパスタやイタドリ食べてみたい…。
さやかはだんだんイツキを意識していって、イツキもそれに気付きながらも隠し通して。
さやかが告白したあと、「失礼、咬みました」ってな展開になるわけですがww
今回は甘すぎました、砂糖吐き出してもデザートが残ってるよってくらい。
二人が想いが通じ合うまでの経過が甘すぎる、ニヤニヤ。
通じたあとのいちゃつきぶりににまにま。いかんいかん、読者が完全に変態になるw
もっとやってください。
でも同時に切ない感情もありましたね。
これは最初からイツキがいなくなるって分かってて読むから、いなくなった瞬間、読むのが辛くなりました。
感情移入してたのか、さやかの心情を読みながら泣いた。
自分の中にこんなに水があるなんて知らなかった。
全部溢れて涸れて死んでしまえばいいと思った。
でも、失恋ぐらいじゃ人は死なない。
いつかはお腹が空くし、トイレにだって行きたくなる。
『別れる男に、花の名前をひとつは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます』
たくさんの花の名前を教えてもらったのはさやかの方だった。
咲くたびに、隣にいたイツキの思い出をたどる。
季節が巡れば植物を狩って、料理する。
今度はこれだけ出来るようになったよってイツキに呼びかけるさやかが健気すぎる。
1年後のハッピーエンドは携帯小説で先に読んでたんですが、ほんわかでよかったんだがちょっと物足りなかったです。
あ、番外編は樹が可愛すぎる。(ちゃんと樹になってましたね)逆にさやかが樹からの連絡がないときの行動がちょっと病的になってますね。
なんというか、樹サイドの物語も読みたいなぁと思う。
最後に載ってたイツキのレシピはいつか使いたい。
あ、野生時代もちゃんとチェック。玉木宏が表紙の。
まさかの潤ちゃん主人公でびっくり。
でも、正直『三匹のおっさん』の潤ちゃんのイメージで読むとかなりの違和感が。
挿絵の人が違うと影響が違うんですよね。
ちょっと違った視点での『植物図鑑』でした。